検索広告の見出しと説明文は作れたものの、サイトリンクやコールアウトには何を入れればよいのでしょうか。似た項目に同じ文章を登録すると、それぞれの役割がわかりにくくなります。
まずは「詳しいページへ案内する」「サービスの特長を伝える」「提供内容を一覧で示す」の3つに分けて考えてみましょう。この記事では、Google検索広告に追加するサイトリンク・コールアウト・構造化スニペットの使い分けと、設定前後の確認点を解説します。
この記事の目次
広告に追加するアセットは、伝える役割で選ぶ
Google広告のアセットには、見出しや説明文に加え、ページへのリンクやサービスの補足情報なども含まれます。ここで扱うのは、広告文に情報を追加する3種類です。
- サイトリンク:料金やコースなど、特定のページへ直接案内する
- コールアウト:利用しやすさやサービスの特長を短く伝える
- 構造化スニペット:決められた分類に沿って、提供する内容を列挙する
どの欄にも「おすすめ」「充実のサポート」と入れるより、その情報を見た人が何を判断できるかを考えると、内容を整理しやすくなります。なお、追加したアセットが毎回すべて表示されるわけではありません。
サイトリンクは「知りたい情報があるページ」への入口
サイトリンクでは、リンクの名前とURLを設定し、ウェブサイト内の特定のページへ案内できます。料金を知りたい人、通い方を確かめたい人など、異なる疑問に答える入口として考えましょう。
以下は、各案内ページがある架空の英会話教室の例です。実際の支援先を示すものではありません。
- 「料金・コース案内」→受講料とコース内容のページ
- 「体験レッスン」→体験の内容と予約方法のページ
- 「教室へのアクセス」→所在地と道順のページ
- 「よくある質問」→受講前の疑問をまとめたページ
「料金」と書いてあるのに料金が見つからないページへ移動すると、読者は探し直さなければなりません。リンク名と移動先の内容を対応させることが大切です。各リンクには説明文も追加できるため、何を確認できるページなのかを補足できます。
まず既存サイトのページを確認し、読者の疑問に答えられるものを候補にしましょう。リンクの数を増やすために、関係の薄いページまで並べる必要はありません。
コールアウトと構造化スニペットは、特長と種類を分ける
コールアウト:選ぶ理由になる特長を短く示す
コールアウトは、サービスの利点や特長を短い文章で補足するためのアセットです。先ほどの架空の教室なら、実際に対応していることを前提に「少人数制」「振替受講に対応」などが候補になります。
「高品質」「大満足」のような抽象的な表現だけでは、何が違うのか伝わりません。授業の形式や利用条件など、読者が比較するときに役立つ事実へ置き換えてみてください。全コースで振替できない場合は、対象外のコースの広告にまでその情報が付かないよう、設定する範囲も確認します。
構造化スニペット:分類に合った提供内容を並べる
構造化スニペットは、用意されたヘッダーを選び、その分類に合う項目を登録する形式です。たとえば「コース」というヘッダーに対して、架空の教室が提供する「日常英会話」「ビジネス英語」「旅行英会話」を並べる、といった使い方になります。
ここに「親切な指導」「通いやすい料金」と入れると、コースの種類を示す欄なのに、特長の紹介になってしまいます。ヘッダーと項目の意味が合っているか、読み返してみましょう。特長はコールアウト、提供内容の種類は構造化スニペットと分けると整理しやすくなります。
設定前は、内容・リンク先・適用範囲を確認する
文章の候補ができたら、登録する前に次の点を確認してください。
- 現在提供しているサービスや条件と一致しているか
- サイトリンクの移動先が開き、案内した情報を読めるか
- 構造化スニペットの項目がヘッダーの分類に合っているか
- 一部のサービスだけに当てはまる情報を、全体に適用していないか
- 管理画面の文字数制限に収まっているか
アセットは、アカウントやキャンペーン、広告グループなどに関連付けて使います。全サービスに共通する内容と、特定コースだけの内容を先に分けておくと、誤った案内を防ぎやすくなるでしょう。
広告文と追加情報の役割も重ねすぎないことがポイントです。見出し・説明文の組み立ては、Google検索広告の広告文の作り方も参考にしてください。
表示されないときと、配信後に見るポイント
アセットは承認されても必ず表示されるとは限りません。表示の可否は広告ランクや掲載位置、組み合わせによる見込み効果などによって決まります。見かけなかったという理由だけで、設定ミスと決めつけないようにしましょう。
まずは審査状況と、有効なキャンペーンなどに関連付けられているかを確認します。不承認ならその理由に沿って内容を見直し、承認済みなら表示回数などのデータも確認してください。
配信後の評価では、広告費・コンバージョン数・CPAから成果を整理し、そのうえでCTR・CPC・CVRなどを見て変化の理由を考えます。サイトリンクが表示された広告全体のクリックと、リンク自体のクリックは分けて確認することも大切です。
追加した直後に成果が増えても、予算や検索語句などが同時に変わっていれば、アセットだけの効果とは判断できません。変更日と内容を残し、料金・コース・受付条件が変わったときには、広告側の案内も更新しましょう。
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