Google検索広告の見出しや説明文に、何を書けばよいか迷っていませんか。「サービスの特徴を並べたけれど、他社と似た文章になってしまう」という場合は、書き始める前の整理が役立ちます。

まず、検索している人が知りたいことと、自社が実際に提供できることを対応させましょう。そのうえで見出し・説明文に分け、クリック後のページまで内容をそろえていきます。この記事では、レスポンシブ検索広告を初めて作る方向けに、仕様と文章の組み立て方を解説します。

この記事の目次
  1. 見出しと説明文の文字数・登録数を確認する
  2. 検索している人の疑問と、伝えられる事実を整理する
  3. 見出しは役割を分け、説明文で具体化する
  4. 見出しは一つでも意味が伝わる形にする
  5. 説明文には内容と次の行動を入れる
  6. 広告で伝えた内容をリンク先でも確認できるようにする
  7. 配信後はクリック率だけで評価しない
  8. 入稿前は「誰に・何を・どこで伝えるか」を確認する

見出しと説明文の文字数・登録数を確認する

レスポンシブ検索広告は、登録した複数の見出し・説明文から組み合わせが作られる広告です。入力した順番のまま、すべての文章が表示されるとは限りません。

  • 見出し:3〜15個。1個につき半角30文字まで
  • 説明文:2〜4個。1個につき半角90文字まで

日本語の全角文字は、1文字を半角2文字分として数えます。すべて全角なら、見出しは15文字、説明文は45文字が上限です。英数字を混ぜる場合も、最後は管理画面の文字数表示で確認してください。

登録数の上限を埋めることだけを目的にすると、似た文章が増えがちです。サービスの内容、利用しやすさ、確認できる情報など、伝える役割を分けて候補を用意しましょう。

検索している人の疑問と、伝えられる事実を整理する

同じ英会話教室を探す人でも、初心者向けの内容を知りたい人と、仕事帰りに通える場所を探す人では、気になる情報が異なります。広告文の前に、次の3点を書き出してみてください。

  • どのような検索をする人に届けたいか
  • その人が教室を選ぶ際に確認したいことは何か
  • 自社のサービスと案内ページで、その疑問にどう答えられるか

例えば、初めて英会話を習う人なら、授業についていけるかが気になるかもしれません。初心者向けコースを実際に提供しているなら、そのコース内容を広告とページで伝える候補になります。提供していないサービスを、検索されそうだからという理由で加えないことが大切です。

見出しは役割を分け、説明文で具体化する

ここでは「初心者向けコースがあり、体験レッスンを予約できる架空の英会話教室」を例にします。実在する支援先や実績を示すものではありません。

見出しは一つでも意味が伝わる形にする

  • サービスを示す:初心者向け英会話教室
  • 内容を伝える:基礎から学ぶ英会話
  • 行動を示す:体験レッスンを予約

「英会話なら当教室」「英会話はお任せ」のような似た表現ばかりより、何を学べるか、次に何ができるかを分けたほうが、候補ごとの役割を整理できます。

また、「こんなあなたに」と「おすすめです」のように、隣の見出しがないと意味が成立しない分け方は避けましょう。順番が変わっても自然に読めることを確認します。

説明文には内容と次の行動を入れる

説明文の候補は、例えば次のように作れます。

  • 英会話を基礎から学びたい方へ。コース内容を確認し、体験レッスンをご予約ください。
  • 授業の進め方や通い方をご紹介。料金と開講時間は教室のページでご確認いただけます。

いずれも、リンク先で該当する内容を案内しているという想定の例です。「安心」「丁寧」といった言葉だけで終えず、何を確認できるかまで書くと、文章を具体化しやすくなります。

広告で伝えた内容をリンク先でも確認できるようにする

広告に「体験レッスンを予約」と書いたら、リンク先で体験の内容と予約方法を見つけられるか確認しましょう。トップページに移動したあと、何度も探し直さなければ予約できない状態では、広告とページのつながりが弱くなります。

チェックしたいのは、見出しの言葉をページに置くことだけではありません。対象者、料金、利用条件などが一致しているか、スマートフォンでも案内を読んで次の操作に進めるかまで確かめてください。

文章を魅力的にしても、クリック先で約束した情報が見つからなければ、申し込み前の疑問は残ってしまいます。

配信後はクリック率だけで評価しない

広告文を変更したあとは、広告費・コンバージョン数・CPAを確認し、成果がどう変わったかを整理します。そのうえでCTR・CPC・CVRを見て、変化の理由を探る順番が基本です。

例えば、クリック率が上がっても申し込みが増えない場合は、広告の言葉とリンク先の内容がずれていないか、対象外の人まで引きつけていないかを検討できます。ただし、広告文だけが原因とは限らず、検索語句や配信条件、計測状況も確認が必要です。

比較するときは、変更日と変更内容を残しましょう。同時に予算やキーワードも変えているなら、結果を広告文だけの効果と決めつけないようにします。

指標の整理は広告運用の基本指標と改善の考え方、検索内容の確認はキーワードと検索語句の違いで解説しています。

入稿前は「誰に・何を・どこで伝えるか」を確認する

最初に整えたいのは、検索している人の疑問に答えられる広告文です。見出しを役割ごとに分け、説明文で具体化し、リンク先でその情報を確認できる状態にしましょう。

  • 見出し・説明文が文字数内に収まっているか
  • 単独でも、順番が変わっても意味が通るか
  • サービス内容や条件が実際の提供内容と一致しているか
  • 広告で案内した情報と申し込み方法がページにあるか

広告文やリンク先の見直しでお困りの場合は、広告運用・改善についてご相談ください。